三蔵農林創業者、片岡進はアメリカ研修旅行中に市場で日本ではまだ馴染みがなかった食材、「フレッシュ(生)マッシュルーム」に出会い、その後日本の洋食化が進むことを見込み、オリーブ栽培の技術指導者として訪れた瀬戸内で、昭和49年にマッシュルームの生産販売を始めました。 当時、マッシュルームの需要はホテルや外食といった業務用需要が中心でしたが、ここ10年くらいで普通の小売店でもマッシュルームが扱われるようになりました。 ミツクラは、創業以来、無洗での出荷にこだわっています。マッシュルームは水洗いをすると見た目は綺麗になりますが、表面が多孔質のマッシュルームは洗うと鮮度が落ちてしまいます。無洗でのマッシュルームの出荷は、当初市場になかなかなじめませんでしたが、最近は、味や鮮度、安全性に対する消費者の関心が高まり、主流になってきました。
機械化による省力化を追求し、高品質のマッシュルームを、安定供給しています。 堆肥製造システム、コンピュータによる発酵管理システム、自動化されたトレーラインなどは、マッシュルーム先進国の欧州から最新鋭のラインを導入しています。
農業者は、常に最大の生産量を目指して技術を組み立て、それで満足しがちですが、事業を長く続けるためには、生産量よりも高品質なものを安定的に生産するという発想が大切だと考えます。
従業者には近隣から常時200名前後の方に来てもらっています。マッシュルームの収穫はひとつひとつ丁寧に手作業で行います。
しかし、マッシュルームは重量が軽く、いろいろな作業があるので、婦人や高齢の方々にも向いていると思います。働く場ということもありますが、仲間作りにもつながればと思っています。